お茶の種類 | お茶のいろは | 共栄製茶株式会社

お茶の種類
茶系図

独特の甘みと飲み口が特徴的なお茶。茶葉の摘み取り２０日前頃から直射日光を遮り、太陽の光をあてないことでお茶の旨み成分を引き出した高級茶です。玉露の旨みと風味を邪魔しない程よい甘さのお菓子や、口溶けの良いお菓子などと相性が良く、じっくり低温のお湯で入れる一杯は、贅沢な時間も楽しめます。
茶葉の摘み取り7日前後頃から直射日光を遮り、太陽の光をあてないことで、渋みの少ないまろやかな味わいのお茶です。関西では人気であるものの、関東ではあまり見かけないお茶ですが、玉露よりも手軽に淹れることができ、煎茶よりも贅沢な楽しみ方ができるお茶です。
日本人の多くが「日本茶」としてイメージするお茶。香り、甘み、渋み、苦味のバランスがよく、価格的にも求めやすいため広く知られています。何煎でも楽しむことができるのも特徴的です。どんなお菓子にも合いやすく、おまんじゅうなどの甘いものはもちろん、おせんべいなどのしょっぱいものとの相性も良く、食中の飲料としてもおすすめです。
玉露と同じように育てた茶葉（碾茶）を粉末状に製造したもの。鮮やかな緑色の抹茶ほど高級品で、ほかのお茶と違い、煎じず茶葉をそのまま飲むので美容効果も高いと言われています。しっかりとした味わいのお菓子と一緒にいただくと、抹茶の苦みと渋み、さらに旨みも楽しめます。
名前の通り、茶葉の茎の部分だけ選んで作るお茶。さっぱりとして、どんな人にも淹れやすいのが特徴です。食事の邪魔をしないので食中の飲料としてもおすすめです。
煎茶・玉露の製造過程で、ふるい分けされた粉末状の茶を利用したお茶。「あがり」でおなじみのお茶です。キリっと濃い味わいが手軽に楽しめます。
新芽の摘み取り後に伸びてきた芽（二番茶、三番茶）などの、少し硬くなった葉で製造した、番外のお茶を総称して「番茶」といいます。
煎茶や番茶、茎茶などを高温で炒ったお茶。カフェインが少なく、寝る前にも安心して飲めます。香ばしい香りが特徴的で、脂っこい食事との相性がよく、お年寄りから赤ちゃんまで親しむことができ、クリームなどの洋菓子にもよく合います。
抹茶の原料となるお茶。玉露と同じように育てた茶葉を揉まずに乾かすことで碾茶になり、その後、茎や葉脈を取り除き、葉だけを粉砕して抹茶へと仕上げます。
製造工程の精柔（葉の形を細長く整える）工程がなく、丸くグリっとした形状に仕上がったお茶。この形から「グリ茶」とも呼ばれ、九州地方で有名な製法となっています。渋みが少なくまろやかな味わいが特徴です。
煎茶などに焙煎した米をブレンドしたお茶。香ばしい玄米の香りが特徴的で、苦み、渋みが少なくさっぱりとした味わいです。高温のお湯で淹れて、香りを楽しみたいお茶です。
茶を粉末にしたもの。急須などの道具いらずで、お湯や水に溶かすだけで飲めるのが魅力です。茶がらが出ないのであと片づけも簡単です。

茶系図